
2021年よく言われる言葉、PURPOSE(パーパス)って何?
そんなことをつぶやきます!
PORPOSE(社会的意義)とは
パーパスとは日本語では、”目的”と呼ばれますよね。
ここでは、”社会的な存在意義”と訳されます。
社会的な存在意義って何?って思われた方もいらっしゃると思います。
皆さん、最近のNIKE(ナイキ)のCMや広告を目にしたことはありませんか?
例えば、2018年 フットボール選手を起用したJust Do it 30周年キャンペーンのポスターメッセージは
「何かを信じろ たとえ全てを犠牲にしても。」と強いメッセージ性ある文章でした。
このフットボール選手、検索すると色々と出てくると思いますが、人種差別への抗議として試合前の国歌斉唱に抗議した選手です。そしてNFLから追放された選手です。
他にもナイキは日本のいじめ問題についてのメッセージなど発信されています。
これまで企業がこの様な社会課題的だったことを発信する機会はありましたでしょうか?
企業がこうした一見炎上しかねない発信をする企業が増えているのなぜかということです。
人間中心 が 地球中心 へ
利益主義 が 社会善 へ
破壊的ビジネス が 優しいビジネス へ
これまでのビジネスを変える新しい価値観こそがパーパスであるといえます。
今後は、社会善を訴えかけるビジネスこそが真の競争力を持つとされています。
時代は、カッコイイ・かわいい・夜景・高級レストランが良いでは無く、
LGBYQ+などに対してコメントをする方が自分を表現できる。つまり、より自己ブランディングできる。と知っているわけです。
具体的な事例
①Patta オランダのアムステルダム ストリートファッションブランド
Tシャツやキャップなどのオリジナルアイテムやナイキなどとのコラボ品も展開する。
ユニークな点
・社会課題に取り組む点(人種差別)とファッションの提案が同じページに掲載される。

②「On」スイス発の新興スポーツシューズメーカー
Onが提供するシューズの全てが以下の仕組みではないが一つユニークなプロジェクトです。
Cyclon(ランニングシューズ)は「決してあなたのモノにならない」とコンセプトで、
月額3380円でサブスクが利用することが前提になっている。
ユニークなアイデアは、申し込みが少ない地域には配送をしないことです。ユーザーの不満・不信を招いてでも地球環境を良くする姿勢を感じます。
Cyclon:決して自分のものにはならないシューズ
On – オン|スイス生まれの高機能ランニングシューズ&ウェア (on-running.com)
On史上初の100%リサイクル可能なCyclonランニングシューズが登場。植物由来のトウゴマから作られるヒマシ油を使ってできたCyclonは、サブスクリプションサービス限定のシューズ。使用済みのCyclonシューズを返却すると、新しいCyclonシューズが届き、あとはそれを繰り返すだけ。100%のパフォーマンスを発揮する、100%リサイクル可能なシューズ。
Cyclonランニングシューズは、Cyclonプロジェクトの一環として誕生。同プロジェクトは、アパレルも含めたサステナブル(持続可能)なギアの製造を第一に考え発動した。

おススメ書籍紹介
パーパスを学ぶ上でお勧めしたい書籍はこちらです!
パーパス入門書として最適です。㈱ニューズピックスが出している書籍で表紙がキラキラで非常に目立ちますが、内容は見やすいスライド、沢山ある事例からもパーパスの意義を強く感じることができます。
パーパス 「意義化」する経済とその先パーパスとは「社会的な存在意義」
是非一度書籍を手に取ってみて頂ければ幸いです。
最後までありがとうございました。