[学びコラム]サブスクリプションについて考える

学びコラム

会社でこんなこと言われたことないですか?

上司
上司

サブスクリプションビジネスを考えたまえ!

急にナニ?訳が分からないよ・・・!と感じたアナタ!
私もそうです。分かりませんが!
この本で少々知りましたのでそれのアウトプットをさせてくださいませ!

本書を選んだ理由は、2点であります。
①現場レベルの実践について書かれていたから。
②イラストが分かりやすかったから。
書店でぱらっと流し読みした際にこれらでびびっと来て即購入したわけですね。

佐藤さんは、(株)TAKETINの代表で継続クレジット課金の仕組みを自動化するオンラインシステムの提供サービスをされています。当然サブスクリプション型を採用されています。

サブスクリプション って何?

まず、サブスクリプションって何?ですよね!

サブスクリプション英語: subscription)は、定額料金を支払い利用するコンテンツやサービスのこと[1][2]。商品を「所有」ではなく、一定期間「利用」するビジネスモデル[1][3]日本ではサブスクとも略される[4][5]

サブスクリプション – Wikipedia

ふーん、ちょっと待てよ・・・と、別に新しいものでも何でも無くないか?
新聞の定期購読にヤクルトの定期購入に、、、昔からあるよ!
その通りでございます!あるんですよね。そう、、、ある!
じゃあなぜ今(サブスクが盛り上がったのが2019年らしいです。。。)再燃しているのか?

私が思うサブスクリプションは、

「顧客と裏表なしで正面から向き合うビジネスモデル」

半端だと失敗するし(顧客からバレバレ)、必要とされるサービスなら強固に勝ち残る。

サブスクリプション再燃の背景

本書では3つの要素を挙げられています。

① 有名ソフトウェアメーカーのアドビが取り入れたことで一気に広まった。

SaaS(software as a service)は、従来のフロー型ビジネスの場合、顧客が増え続けると商品の生産に限界がある。その臨界点を超える為に、サブスクリプション型に切り替えることで「上限の無いビジネス」になって、それを見た企業が真似して爆増した。
要するに、良いものがあるのに”モノベース”だと届けることに限界があったが、”ソフトベース”にすることでより多くの人に届けることができた。ということだと思います。
MicrosoftのOffice365などもサブスクですよね。

② 所有=ステータスという時代感では無くなった。

所有することが良い!今のZ世代には薄れている価値観というのは、言うまでもなく色んな場面で耳にしますよね。ちなみにZ世代の定義は明確ではないらしく、生まれつきインターネットに囲まれている「デジタルネイティブ」が共通枠の様です。

所属欲求を満たすニーズが潜在的に消費者にはあって、サブスクリプション型ではそれができる。

これは確かにそうだなと思います。所属欲求を求める背景には様々あると思いますが、新型コロナのパンデミックによる物理的な孤立化や政治不信問題(アメリカ政府が正しいことをすると考えているアメリカ人は17%しかいない現状(Pew Peserch Centerの調査/2019)などが近々の背景でしょうか。
メンバーシップ型のサブスクリプション(ホリエモンのオンラインサロンなど)は典型です。
本書では「損失回避性」という心理が働くからと説明されてます。

サブスクリプションの特徴と注意点

強みはストック型ビジネスの点です。
ストック型ビジネスとは、契約数に応じて積み上げ式に利益UPが見込める点です。
その逆は従来のフロー型ビジネスです。
フロー型ビジネスとは、売れて終わり、また次を売るビジネスです。
景気に左右されやすく先行きが見通しずらいといえます。
本書では、フロー型ビジネスは立ち止まると窮地になると説明されています。
(ストック型も立ち止まり続けると窮地になると思います・・・)

サブスクリプションのポイント

継続がゴール「顧客離れを作る仕組みづくりなど」フロー型は「制約」がゴール

商品力+集客力+営業力に加え、「サポート力+事務処理」が特に求められる

最後に

今回はサブスクリプションについてアウトプットさせて頂きました。
トレンド的なサブスクリプションビジネス。
「既存ビジネスから置き換えるだけで、利益UPする?!」など私みたいな馬鹿な発想をする人は、
早々いないと思いますが、それは全くの勘違いでした。
サブスクリプションとは、「顧客と真剣に向き合う方法」といえるのではと思います。
この記事はここまでですが、本書では、サポート力と事務処理力が求められ、その対策や既存サブスクリプションの典型パターンのイラストを用いた説明など読み応えある内容でした。

気になられた方は是非書店で手に取ってみてくださいね(^^♪

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